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持病を持つ身寄りのいない高齢者の方の生前対策

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:年代:60代   続柄:本人

背 景

相談者Xさんが重い持病を持っており、持病が悪化して亡くなった場合に誰も葬儀や納骨などの手続をやってくれる人がおらず、また、入院手続などもしてくれる人がいなかったので、事前に様々な対策をしておきたいというご相談でした。

主 張

自分に万が一のことがあった場合に誰も頼る人がいないため、何とか対策ができる今のうちにできる限りの対策をして安心しておきたい。

解決策

最終的な遺産の行方を定める遺言書を作成し、また、入院手続や財産管理を行う契約(任意後見契約)及び本人が亡くなった後の死後事務の手続を行う契約を全てまとめてすることによって、入院対応やその後の葬儀・納骨を本人の生前の意向に沿ってスムーズに執り行うことができました。

結 果

身寄りがいない高齢者の方は、入院手続や亡くなった後のことを任せることがおらず困ってしまいます。
また、仮に兄弟などの親族がいても、同じく高齢であったりすると必ずしも頼ることができない場合もあります。
そのようなとき、遺言や任意後見契約、死後事務契約を適切に組み合わせることが大変有効です。
頼れる人がいらっしゃらない高齢者の方が安心して余生を送るためにも、是非一度ご相談いただければと思います。

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