兄弟相続の事案(相続人は当初3名)でしたが、被相続人の遺産分割協議中に、相続人の一人がお亡くなりになってしまいました。
これまでは当事者だけでお話しをされてきましたが、手続が煩雑になったこともあり、ご相談に来られました。
遺産分割協議中に相続人の一人がお亡くなりになってしまった事案
- 性別:男性
- 依頼者情報:年代:70代 続柄:弟
ご依頼者の方はとにかく煩わしい手続きから解放され、早期に遺産分割手続を完了して欲しいとご要望されていました。
本件では、遺産は不動産と預貯金だけでした。
お亡くなりになった相続人の方にはお子様が2人いらっしゃいましたので、受任後、速やかに新しく相続人になられた方々にご連絡の上、遺産分割協議を継続し、速やかに遺産分割協議書を取り交わすことができました。
その後、同協議書に基づき、相続登記や預貯金の払戻しも含めて手続きを進めていき、ご依頼を受けてから約3か月で無事に解決することが出来ました。
遺産分割協議中に相続人の方がお亡くなりなることもあります。
本件のように数次相続が発生した場合、当初の遺産分割協議については相続人が増えることになる場合が多く、手続が煩雑になります。
また、遺産分割協議書の書き方にも工夫が必要になります。
弊所にご依頼頂ければ、迅速かつ的確に遺産分割を行うことが出来ます。相続についてお悩みの方は、是非、川崎ひかり法律事務所にご相談下さい。
その他の解決事例
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遺産分割- 性別:男性
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遺産分割遺産調査- 性別:女性
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遺産として居住中の不動産があり、30人以上の法定相続人を特定して、交渉し、各法定相続人から持分を取得して解決した事案。
相続人多数遺産分割遺産分割審判遺産分割調停- 性別:男性
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兄妹相続において、自宅を守りつつ、遺産分割協議を成立させた案件
遺産分割- 性別:女性
- 依頼者情報:年代:50代 長女・二男
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CさんとDさんは他に住む場所がなかったため、Bさんの要求を拒否していたところ、Bさんが弁護士を立てて、立ち退きを要求してきました。そこで、分割方法を含む相続の進め方全般について悩み、CさんとDさんが相談にいらっしゃいました。
相続人の一人が被相続人の預金から私的な出金を行っていた事例
使途不明金遺産分割遺産調査- 性別:男性
- 依頼者情報:年代:50代 続柄:長男
被相続人Aが亡くなって、その相続人であるXさん(長男)とYさん(長女)の2名が遺産相続をめぐって争いが生じていた状況で、Xさんがご相談に来られました。
被相続人Aは、生前、Yさんと長年同居していて、亡くなる数年前からは、金銭管理をほとんどYさんに委ねている状態でしたが、具体的にYさんがどのような金銭管理等を行っていたのか等については、Xさんからは一切分からない状態でした。

