兄弟相続の事案(相続人は当初3名)でしたが、被相続人の遺産分割協議中に、相続人の一人がお亡くなりになってしまいました。
これまでは当事者だけでお話しをされてきましたが、手続が煩雑になったこともあり、ご相談に来られました。
遺産分割協議中に相続人の一人がお亡くなりになってしまった事案
- 性別:男性
- 依頼者情報:年代:70代 続柄:弟
ご依頼者の方はとにかく煩わしい手続きから解放され、早期に遺産分割手続を完了して欲しいとご要望されていました。
本件では、遺産は不動産と預貯金だけでした。
お亡くなりになった相続人の方にはお子様が2人いらっしゃいましたので、受任後、速やかに新しく相続人になられた方々にご連絡の上、遺産分割協議を継続し、速やかに遺産分割協議書を取り交わすことができました。
その後、同協議書に基づき、相続登記や預貯金の払戻しも含めて手続きを進めていき、ご依頼を受けてから約3か月で無事に解決することが出来ました。
遺産分割協議中に相続人の方がお亡くなりなることもあります。
本件のように数次相続が発生した場合、当初の遺産分割協議については相続人が増えることになる場合が多く、手続が煩雑になります。
また、遺産分割協議書の書き方にも工夫が必要になります。
弊所にご依頼頂ければ、迅速かつ的確に遺産分割を行うことが出来ます。相続についてお悩みの方は、是非、川崎ひかり法律事務所にご相談下さい。
その他の解決事例
多数の相続人から相続分の譲渡を受けたり、相続人の中の行方不明者につき不在者財産管理人を選任申立をしたりして、無事に遺産分割協議が成立した事案
不在者財産管理人成年後見相続人多数遺産分割- 性別:女性
- 依頼者情報:年代:90代 続柄:配偶者
Xさんは、被相続人Aと居住していた建物の敷地を所有していましたが、建物(ほぼ無価値)は被相続人Aの名義のままとなっていました。
Xさんは、既に施設で生活をしており認知症により成年被後見人状態となっています。
Xさんの成年後見人としては上記建物及び土地を売却して施設費用に充てたいと考えていましたが、Aの遺産としては上記建物の他若干の預金があるのみにもかかわらず、Aには前妻との間の子らや多数の兄弟姉妹がいる状態でした。
被相続人が亡くなってから数日後に発見された不動産の評価が問題になった事案で、不動産の評価を適正に行い、取得額増額に成功した事案
遺産分割- 性別:男性
- 依頼者情報:年代:70代 続柄:兄
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依頼者が死亡保険金や生前贈与を受け取っていたが、依頼者の有利に遺産分割協議が成立し、合わせて共有関係の解消にも成功した事案
共有関係の解消特別受益遺産分割- 性別:女性
- 依頼者情報:女性2名 年代:70代、40代 続柄:配偶者,長女
相手方Yは二女でしたが、①依頼者Xさんが死亡保険金を受け取っていること、②生前贈与を受けていることを主張し、協議がまとまらない状況でした。
また、相続とは別の話になりますが、二女Yは依頼者2名との共有の自宅不動産の売却を希望している状況でした。
不動産を他の相続人に取得してもらって、代償金を得るなどして解決した事案
使途不明金遺産分割遺産調査- 性別:男性
- 依頼者情報:年代:80代 続柄:妻
妻と子らが相続人となる事案で、長男Yが相続手続の話を進めており、依頼者Xさんは遺産内容等も把握できていない状況でした。
遠隔地に住む相続人16人の事案で、無事に不動産を換価し解決できた事例。
相続人多数遺産分割- 性別:女性
- 依頼者情報:年代:80代 続柄:妻
自分以外は被相続人の兄弟姉妹が相続人となる事案で、かつ、相続人の中には既に亡くなってしまっていて、甥姪が相続人になっている方もいらっしゃるという状況でした。
相続人が多数で、遠隔地に住んでいるとともに、相続人との間にこれまで交流が全くないことなどから、話が前に進んでいかない状況となっていました。