会社の代表者の交通事故でしばしば問題となる企業損害(間接損害)って何ですか? | 川崎で交通事故に強い弁護士への相談

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会社の代表者の交通事故でしばしば問題となる企業損害(間接損害)って何ですか?

1 企業損害(間接損害)とは 例えば、会社の代表者が交通事故によって負傷して仕事ができなくなり、それにより受注していた工事を外注せざるをえなくなった場合の外注費を請求できるでしょうか?このように代表者が交通事故によって負傷した場合には、代表者個人の損害ではなく、会社に固有の損害を発生させてしまうことがあります。これが、いわゆる企業損害というものとなります。   2 企業損害(間接損害)の裁判例 企業損害に...

令和2年~令和3年前半にかけての交通事故発生状況

以前,警察庁が公表している令和元年の交通事故に関する統計データに基づくコラムを書きましたが,令和2年度のデータが公表されています。 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bunseki/nenkan/030218R02nenkan.pdf 死者数・重傷者数ともに,令和元年度から減少しており,平成22年以降も着実に減少しているようです。 令和3年上半期のデータも公表されていますが,こ...

交通事故の加害者の刑事裁判に私(被害者)が参加できるの(被害者参加制度)?

交通事故の被害者又は遺族は,加害者に対して損害賠償請求という民事上の責任追及ができますが,それ以外に,加害者の刑事手続に関与する「被害者参加」という制度があります。 被害者参加は,自動車運転過失致死傷などの刑事事件について,被害者又は遺族が検察官に申し出たうえで裁判所の許可を得ることによって可能になります。 被害者参加をしなくとも,一般人と同様に傍聴席に座って傍聴したり,事件記録の閲覧・謄写はもともと可能です。 しかし,...

因果関係ってどうやって判断されるの(東京高裁平成30年7月17日判決を題材として)?

1 因果関係とは? 因果関係とは,交通事故で言えば,事故があったからこそ,損害が発生したと言える関係のことを言います。交通事故における損害賠償請求では,事故と損害との間に,因果関係がなければ認められないということになります。 2 東京高裁平成30年7月17日判決 因果関係に関して,興味深い判決が出ました。東京高裁平成30年7月17日判決です。 3 事案の概要及び争点 本件は,糖尿病の既往症を持つ被害者が,事故により,...

最近多発する自転車事故と保険について

1 自転車運転中に事故を起こしてしまったら 自転車に乗る際には,自動車と異なり,免許は必要ありません。 もっとも,自転車は,道路交通法上「軽車両」とみなされるので,自転車運転中に交通事故を起こした場合には,自動車運転中の事故の場合と同様,運転者には報告義務や救助義務が課されることになります。 そのため,自転車運転中に交通事故を起こしてしまった場合には,まずは速やかに警察に事故の報告をすると共に,被害者の方の救助等...

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