交通事故の加害者の刑事裁判に私(被害者)が参加できるの(被害者参加制度)? | 川崎で交通事故に強い弁護士への相談

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交通事故の加害者の刑事裁判に私(被害者)が参加できるの(被害者参加制度)?

交通事故の被害者又は遺族は,加害者に対して損害賠償請求という民事上の責任追及ができますが,それ以外に,加害者の刑事手続に関与する「被害者参加」という制度があります。 被害者参加は,自動車運転過失致死傷などの刑事事件について,被害者又は遺族が検察官に申し出たうえで裁判所の許可を得ることによって可能になります。 被害者参加をしなくとも,一般人と同様に傍聴席に座って傍聴したり,事件記録の閲覧・謄写はもともと可能です。 しかし,...

交通事故用語解説:「過失相殺」ってなに?

過失相殺(「かしつそうさい」と読みます。)という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。 過失相殺とは,事故の発生や損害の拡大について被害者に何らかの落ち度がある場合に損害の賠償額を減額する制度で,不法行為や債務不履行の損害賠償一般に適用される制度です。 不法行為による損害賠償請求制度の趣旨は「損害の公平な分担」にありますが,過失相殺の制度はまさにこのような趣旨に基づく制度です。 交通事故の損害賠償請求(これも不法行為...

入院中の特別室使用料

交通事故でケガを負ったときに,治療のために病院に入院することがあります。 ケガなどの治療に要する費用は,事故によるケガの治療に必要かつ相当な実費全額が基本的には損害賠償の対象となります。 入院中の費用も同じですが,個室などの特別室の使用料については,医師の指示がある場合や,症状が重いとかそのとき空室がなかったなどの特別の事情がある場合に基本的には限られてしまいます。 個室なのか大部屋なのかは,ケガの治療との関係では関連性...

消滅時効に関する民法改正と交通事故

昨年(令和2年)、民法の大きな改正があったことはご存知の方も多いでしょう。 改正民法は、一部の例外を除いて令和2年(2020年)4月1日から施行されました。 交通事故の被害者が加害者等に対して損害賠償を請求する法律上の根拠は民法ですので、今回の民法改正は交通事故の損害賠償請求にも影響を及ぼします。 その中で、今回は「消滅時効」に絞ってお話しすると、もっとも大きなポイントは、人身に関する時効期間が5年に延びたことでしょう。...

ドライブレコーダー

1 ドライブレコーダーの役割 近年ドライブレコーダーを装着する車両が増加しているそうです。 ドライブレコーダーを装着することにより,交通事故発生時の有力な証拠になりますし,あおり運転など危険な運転の被害やこれにまつわるトラブル発生時の映像記録としても使えます。 さらに,機種によってはエンジン停止時にも録画を継続ものもあり,停車時の当て逃げ,車上荒らし,いたずらなども記録できるようです。 また,これらの映像記録があること...

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